昨日めちゃくちゃ怖い夢を見て、朝5時に目が覚めました。
とてもまた寝る気になれず、そのまま起きていたら地震が来たので、
「あーこのせいだったのか」と納得したshinでした。
阪神淡路大震災の時も怖い夢を見て、起きたらニュースがやっていて、ぼんやりそれを見ていたら母に早起きを驚かれました。
…どうにかなんないかな、この地震体質。
反応する割には早々頻繁に起こることではないので揺れるまでは自覚がないし、何より夢がめちゃ怖い。何で2重に怖い思いをせねばならんのだ。
前世、地震で死んだのではないかと疑っています。
今日の前振り暗いなあ。
気を取り直して、本編です。
今回は、せっかく見に来ていただいた皆様の、知識の幅を少しでも広げる事が出来ますようにとの願いをこめて、アカデミックにお届けしたいと思う所存であります。
(上の文を読んで読む気を失くしたお笑い系の皆様も、ご安心を。()内は、いつもの調子でお届けいたします。)
(初日っからカロリー計算を度外視したデザートに圧倒されていたshin達。
しかし、食事に関して、まだまだ覚悟と認識が足りなかったのだと翌日思い知らされました。)
日本に住んでいる私達には、少々実感の無い事と思いますが、世界は今水不足という危機に瀕しています。
水の惑星地球といわれるこの星に存在する水100%の中で、実際に飲み水として使える水は僅か3%にも満たないのです。
オーストラリア・ヨーロッパなどでも水不足は深刻な問題で、シャワーを使う量や庭に撒く散水の水も規制されるなど、生活用水も限られている国もあるほどです。
必要以上に水を使いすぎる事以上の罪悪はありません。
(でもだからって、ねえ?使わなきゃいけない水ってのも、生活してればある訳で。
例えば食器を洗う水とか…)
食事の後の食器などの洗浄も、最低限の水量で行わなければなりません。
特に、野外での食事などではなおさらです。
(shin達のグループは、キャンプ場の広大な敷地の、奥の方だったので水場にも遠く、確かにいつも以上に水は不自由でした。)
そのような場合、まず、水を入れた桶(オケ)に洗剤を入れ、食器を中に投入します。
(ちょっと、あんまり重ねても良くないんじゃ?まあ、いっか…。)
お皿を水だけが入った桶に移し、すすぎます。
(水、替えないと意味無くないですか?ねえ…)
ペーパーナプキンで拭きます。
(おいおい、まさか…!?)
終了です。このような…
(待てぇーい!何普通の感じで続けようとしてんだよ!?おっかしいだろ!洗えてないんだよ!!)
汚れは、落ちましたが?
(何か問題でも?じゃなーい!洗剤落とせてないだろっての!)
水、無駄に出来ませんから。
(それとこれとは違う!!…はあ。アカデミックにお届けしようと思っていたのに、いつの間にかコントになってました。)
もう、ここからは普通にお届けします。
でも、この食器の洗浄法には普通にびっくりしました。
絶対、洗剤落ちてません。
しかも、誰も気にしてないんです。
日本チームだけが、ざわざわと小声で突っ込んでました。
しかし、郷に入ったら郷に従え。数日すれば、気にならなく(しなく?)なってました。
適応能力って、怖い。
でも、キャンプの食事でよくデザートとして出たリンゴやナシを、T-シャツの袖で拭いて食べるのは好きでした。かっけぇ。
キャンプ期間何してたかというと、主にゲームが多かったような気がします。
というか、ゲームでした。
実は今、実家に帰っていて、イギリス旅行記を読み返せてるんですね。
活動が意外に多岐に渡っていて、かなり充実してて、思い出して楽しかったです。
が、これ全部書くと、キャンプ編は前・中・後編で収まんないと思うんですよ。
一応次で終わるはずなのに、これは困ります。
なので、今回はその一つだけ紹介して、終わりたいと思います。
反応次第で、変わるかもしれませんが(笑)
プレイボックス・シアターです。
要は演劇ですね。
まずは自己紹介。
ですが、演劇がテーマだけあって自己紹介も一筋縄ではいきません。
くるくる回ったり、お姫様みたいにお辞儀しながら挨拶したり、とにかく何らかのアクションを交えた自己紹介をしなきゃなんないんです。
その場には、セバとRちゃんもいました。
二人ともいきなりハードルの高い要求をされてかなりビビッてます。その活動担当のリーダーは面白おかしく説明とかしてくれて、緊張をほぐしてましたが、もともと日本人には苦手な分野ですよね。
順番がどっち回りか分かると、2人は素早くshinの前に回ります。
お前ら、こういう事には本当に敏感だな。
そうでなくても真ん中辺りの順番ですから、早めにしないと無難な動きは先越されちゃうんですよ。
だから、この場合、早めにやっとく方が有利です。
2人とも、中途半端に両手広げてみたり、ちっちゃくスカートの裾をあげるふりをしたりしてやり過ごしてました。
shinの番になると、大抵のアイディアが出尽くされてました。
短い時間内に急いで思考を巡らします。
覚えてないけど、パントマイムとかしたのかな。
とにかく大変でした。
が、今旅行記を読み返してみると、セバの回想の所に
「shinが堂々と挨拶してて感心した」
と書いてありました。
こっちは君達のおかげでテンパってたんですけど。
全く、こっちの苦労を知らないで。
しかし、そんなセバにピンチが。
なんと、この活動の中で更にグループ分けがあり、セバは一人違うグループに入れられてしまったのです。
説明の前にグループを決められちゃったので、セバは次の行動をshinに聞く前に引き離されちゃいました。
shinもセバが気になりましたが、shinはshinで違う外人の中で説明やら話し合いやらしなきゃいけないのでフォローできません。
セバは後に、旅行の中で一番の危機だったと語りました。
そしてそのピンチは、切羽詰ったセバの英語の才能を開花させます。
セバ「めっちゃ緊張した!すごい必死で聞いたよ~。」
shin 「…私はいつもそんな状況に置かれてるよ。」
セバ「人間追い詰められると分かるもんだねぇ。」
shin 「ちょっとは私の気持ちが分かったか。でもこれで次からセバ、
一人でも大丈夫だね。」
セバ「え?やだよ。」
shin 「!!」
セバはせっかく開きかけた才能を、「もうあんな大変な思いはしたくない」という理由で即効で閉じやがりました。
shinのポジション、相変わらずです。
繰り返すようですが、セバはshinの一個上だったんですよ。
ひどいやつです。
どうせセバはこのブログ見てやがるので、あえて2度言います。
ひどいやつです。
さて、一応次回を最後にキャンプ編は終わる訳なんですが、終わりに近づくにつれてshinのテンションは下がっていきます。
そろそろ例のホームステイなんですよ。
はあ。
(別に今のお前は落ち込まなくていいだろ。次回は、shinのホームステイ先の子も登場(予定)。次回に続く。)
前回の募集も、引き続きお待ちしてますねー。