shinの携帯はドコモです。
で、shinはドコモの「iチャネル」というサービス利用してるんですね。
ニュースやらお天気やらの情報が定期的に更新される便利なサービスです。
気温を見ようと携帯を開いてshinは目を疑いました。
ニュースと一緒に毎日の運勢も更新されるiチャネル。
今日のしし座、8位。
ワンポイントアドバイス。
「お出かけ前に笑顔とムダ毛のチェックを。」
…え、えー―――!?
笑顔はともかく、その後のくだり要らないだろ!!
いや、チェックはした方がいいけども!
「身だしなみ」じゃ駄目だったんすか!?
なぜピンポイントにその指摘を。
チャネル、気をつけろよ。
昨今は厳しいですからね。占いだって訴えられないとは限りません。
じゃ、皆さん鏡をチェックしてから本編へ。
あ、今回から中2のshinの日記がありません。
なぜか当時のshinは、旅行中の数日間だけ日記をつけて、再びやめた模様です。
なのでまたshinの記憶だけでの日記をお送りします。
広場にレジャーシートを敷いて皆でお昼です。
朝多めに作ったお弁当も、大人数なので順調に減って行きます。
…なのに、何かやけに「もっと食べろ」と勧められる気がします。
一家揃って(と言うか、特に母が)スレンダーな家系のこの家族、食べ物に関して普段さほどの関心は見受けられません。
朝食は大抵「シリアル勝手に食べて」形式だし、お昼もかなり少なめです。
それなのに、今日は何なんだ?
でもせっかく勧めてもらってもshinの隣にはあのおばあさまがいるので、shinはあまりお言葉に甘えられません。
オーラからして厳格そうな、…ピンとこない方は、某魔法学校の教頭先生の雰囲気とかイメージして頂くと分かり易いかと思います。
同じイギリスつながりで。
リラックス出来なさそうでしょ?
しかし、一応頑張ってお相手していたらおばあさまに気に入られてしまったらしく、
さらに足の悪いおばあさまを気遣った様子からダック母の信用も得てしまい、その後の散策は「おばあさまのお隣」という位置にいつの間にか据えられていたshin。
おばあさま「ここはシェークスピアの生家と言われていて…」
うんぬんかんぬんと続く話に、抜かりなく相槌を打っていると思っていても、油断してはいけません。
「若い方はシェークスピアはご存ないかしら。」
的な抜き打ち問答があるので、うっかり流れで「Yes」ばっかり言ってると大変な事になります。
シェークスピアたるものを一から教えてくれかねません。
shin「Y…、いえ、“ロ…、“真夏の夜の夢”とか、“リア王”とか“ヴェニスの商人”とかですよね?」
知ってる事はとりあえず並べとかないと。
“ロミオとジュリエット”じゃ及第点をもらえそうにないので、慌てて色々付け加えます。
しばらくして、おばあさまは病院に行くとかで甥っ子とそのお母さんと一緒に帰るというまで、shinの時間はかなりゆっくり過ぎて行きました。
…長かった。
おばあさま「途中で失礼しますが、この後もよくお勉強なさって下さい。」
いえいえ。足がお悪いんでしたら、ぜひ病院に行った後はよく静養しておばあさまのお家で静かにお過ごしくださいませ。
shinはもうあなたと3週間分はお話しした気分ですので。
ダック4人と散策してまたセバ達を見かけたり、雑貨屋さんを覗いたりして過ごしたshin。
そんなshinの手には、再び羽が。
でも今回は手のひらサイズです。
実はこれは普通に雑貨屋さんで手に入れたもの。
先ほど覗いた雑貨屋さんで、ダック娘がshinに話しかけたのです。
娘「shin、ほら、また羽があるわよ!」
別にshinは羽好きではないんですが。
ああ、ほんとだ。これ売りもの?あ、先端に芯が付いてる。
娘「羽ペンね、これにインク浸すのよ。」
ああ、なるほど。ものっそい簡単な造りだけど、そこがまたそれっぽいね。
!お、良い事思いつきました。
shin「じゃあ、この羽根を買ってこれをあの(孔雀の)羽の代わりにするよ!」
そう、ワーリック城でshinが持つはめになった羽は、そのまま今も娘の部屋の壁に立て掛けてあり、今は若干邪魔な雰囲気も醸し出し始めていたのです。
もうこの際shinが羽好きって事でいいから、あのデカイ羽根を片付ける方向に動こう。
帰りの荷物も重いのに、手に羽なんか持ってられませんからね。
こうして羽根(ペン)を購入して羽根のサイズ縮小に成功したshin。
今日はおばあさまのお相手もこなして、中々上手く立ちまわれたんじゃないですか?
そう思ったのも束の間。
家に帰ってくつろいで、時間は8時。
そろそろ夕食のはずですが、誰もその事を言い出しません。
とりあえず居間でどうなるんだろうと思って待機していましたが、その内母が
母「子供達は寝る支度をする時間よ。」
と言い出しました。
まあ、9時半になりましたから、そろそろそんな時間ですけど、でも、段階的には、一個飛んでますよね?
子供達と一緒に支度をしながら、どうもこの家で疑問を持ってるのはshinだけだという気配を感じます。
そして後は寝るだけのshin達の部屋にダック母がやってきて、shin達にホットミルクを渡し、
「おやすみなさいね。」
と一言。
もうこれは決定的だと思って、shinはダック娘に一応聞いてみる事にしました。
shin「あの、この家って、時々夕食食べないの?」
すると娘はさらりと、
娘「ええ。だって今日はお昼にたくさん食べたでしょう?」
いやいやいやいや。
一食分食べだめて置くとか、そんな器用なこと。
だからお昼あんなに勧められたのかー。
夜食べないのでいっぱい食べておけと、なるほどー…
って出来るかぁ!!
自分、不器用なので。
shinに限ってスムーズに1日が終わるはずがないと噛みしめて、眠りについたshinなのでした。
―はい、やっと出てきました。
皆さん、何でshinがイギリス編始めたか覚えている方いらっしゃらないかも分からないですが、この羽根ペンの説明がしたかったがために始まったシリーズだったんですね。
その割には、色んなエピソードに存在感が薄まっていますが(笑)
やっと出せた事ですし、イギリス編も次回で終わります。
(最後はさち達も再び登場。お楽しみに)
羽ペン記事の存在、すっかり忘れてた、いや思い出せなくなっている。。。
それだけ楽しいお話を聞かせてもらってたっちゅう事で・・・[E
自分の心の中だけで惜しみつつ、最終話のUP、お待ち申しとります。。。
残念に思っていただけるなんて…。
とか言って「前半」とかなってたらすいません(^^;
やっぱり、羽ペン存在が薄まってしまってますよね(笑)
shinもしょっちゅう
「なんでこんなに長い話書いてんだ?」
とキー打ちながら思ってましたから、読んでる方の記憶はすでに無いだろーなーと思ってました(笑)
shinの小話(?)はこれかも続きますので、どうぞよろしくお願いしますo(_ _)o
むだ毛チェックをしなければ☆
それにしてもランチを沢山食べたからといって
夕食も兼ねているなんて知ってたらセーブしていないですよね。
読んでいてホットミルクに救われた気分になりました。
イギリスの常識なのか、ハウスルールなのか気になります。
いらっしゃいませー!
コメントありがとうございます(^-^)
shinは昼食、例えセーブしてなかったとしてもやっぱり夜になればご飯、食べたい派です。
ダック一家はダックなのに冬眠できるポテンシャルを秘めていますが、shinは残念ながら可能性薄いです。
多分ハウスルールです。イギリス人が越冬できるなんて話、聞いた事無いので(^^;
わあ、訪問ありがとうございます!
そうなんです、長いんですよ、shinの文章は…。
長い上に、続きもののシリーズなんて書いてて、初めて読む方には普通に不親切な感じになってる所です(>_<;)
ブラックバージョン、機嫌が悪いとあっさり出てくるんで、規制してたんですけど、解禁もアリですかね(笑)
占い、もう占いですらない時もありますしね。きっとネタです。作り手の感覚としては(笑)
足跡ペタリ♪
一つのエントリーがケータイ小説かよっwてぐらい長いですねぇ〜
でも、一文自体は短いから、リズム感ありますね!イラストも可愛いくてアクセントになってるし。
でも、個人的にはブラックバージョンのほうがヤサグレてて、面白いです(笑)
占い>信じちゃいないのですが、ついつい見ちゃいますよねーフツーの占いなのに、ラッキーアイテム、「ピンクのTバック」とかあったなー男が持ってたら、職務質問〜からコンボでアンラッキーアイテムになるぞって思った;
占いは作ってる側のが楽しそうですw