金曜日はshinも妹も一限で朝早い日。
のそのそ起き出したshinと、同じく起き出してshinの部屋を覗きこんだ妹のタイミングが同時でした。
お互いドアの外と中を覗いたら目の前に顔。
「ぎぃゃあ―――――!!!!」
2人してビビりすぎ。
チキン野郎shinです。
…長かった。すごい長かったです。
もちろん読んで下さった方々にも長かったとは思いますが、shinはその10倍くらい長かったですからね。
さあ、始まります。
ダック達には本当は他にもサーカスとか連れて行ってもらったりしたと思うのですが、いかんせん記憶がすっぽり無くてですね…。
頼みの綱の中2のshinの日記は途中で途切れてますし。
エッセイ形式でお送りできる程の情報が無いので、いきなり移動日って事にしました。申し訳ない。
でも実際ダック達と過ごしたのは数日だったんで、倍以上過ごしたのに3回で書ききったキャンプ編に比べれば、いっぱい書いたと思います(笑)
ダック達が駅まで送ってくれて、そこで彼らとはお別れです。
「イギリスに来たらいつでもおいで。」
ダック夫妻がにこにこ手を振ってくれます。
娘はハリポタの鉛筆やら、色々最後にプレゼントしてくれました。
息子とは1回だけ返答が「NO」以外の言葉を交わす事ができました。
彼に関してはそれでもう良しとしましょう。
ちなみに内容は、ポケモンカードを持っていた息子に対して、
shin「ポケモンの中で何が一番好き?」
息子「…ピカチュウだよ。」
以上。
十分です。
色々ありましたけど(主にshinの内部での葛藤が)、ダック一家、お世話になりました!!
(ある意味)良い体験をありがとう!
電車に乗ってからは、別々に過ごしたステイ先での話に花が咲きます。
まあ、別々に過ごしたのはshinだけでしたけどね。
さち「牧場やってるお家だったみたいでね、超広かったよー!」
セバ「部屋もいっぱいあったよね。」
ふーん。shinは子供部屋にお邪魔してたけど。
セバ「夕飯とか毎回すごかったよねー。肉の塊とか切り分けてくれて。ちょっと太ったかも」
さち「あたしも―!」
shinは多分やせましたよ。
一食抜いたりしたし。
そのお宅、何であと一人くらい一緒に入れてくれなかったのか不思議です。
飛行機の時間まで余裕があるので、半日ロンドン観光です。
ビックベンも飛行機からしか見てなかったし、ウエストミンスター寺院とか王道の観光スポットを巡りました。
ホースガーズではそろそろ馬に乗った警備兵の交代の様子が見られるというので、少し待って見る事に。
2列に並んだ騎馬隊が向きあって、いよいよ始まりそうです。
しかし、その後一向に動きがありません。
唯一、並んでる馬の一頭が機嫌悪そうにしてるくらいです。
馬の機嫌はどうも急降下してる模様。
この仕事、好きじゃないんでしょうか。
しばらく落ち着きなく動いていたかと思ったら、急に
「人なんか乗っけてられっかー!!!」
と勢いよく前足を高く天へと伸ばしました。
何とかなだめようとしていた乗ってた人も、突然のこの裏切りにはなす術もありません。
一瞬ナポレオンのようになって、そのまま落馬してしまいました。
残念ながら時間の関係で次に行かなくてはならず、shin達は落ちたまま動かなかったその人の無事を確認してその場を離れました。
「ある意味交代よりレアなものを見たねー」と言いながら、バッキンガム宮殿や日本大使館(飛ばしますがここもある意味すごかった)などを見て、とうとうshinの今日一番の楽しみ、大英博物館に到着しました!
歴史好きのshinが出発前から「絶対行く!」と主張してた所がここです。
とにかくでかいんです、「1週間なければ全てを見る事は出来ない」と言わしめるほどですからね!
しかもタダ!入館料がめっちゃ高い日本とはえらい違いです。
見るからに乗り気でないさち達を置いて、shinはセバを連れて早速探索に乗り出します。
地下もあるので、お目当てのロゼッタストーンを見るまでに迷ったりしながら、shinとセバは短時間ではかなり満喫できたんじゃないかと思います。
写真撮影可な事に驚いたり、閲覧室の机に本を置く所だけでなく帽子を置く所も発見して、紳士の国ならではの配慮を面白く感じたりしました。
集合場所の広間に戻ると、リーダーやさち達の姿が見当たりません。
「まだ見てんのかな。」と思っていたshinの背後で、さちの呼ぶ声がします。
振り返って、shinは目を疑います。
彼らがいたのは、広間のカフェ。
………お茶してたんすか?
「だって、疲れちゃって。」
だって、じゃなーい!!お前ら、そこに直れ!!
そんなどこででも出来る事、わざわざ大英博物館ですんじゃねぇ!!!
思わずリーダーも叱ったshinでした。
他にも地下鉄に学生だけで乗ったり、フィッシュアンドチップスを食べたりしてベタなロンドン観光を一通り終えたshin達。
帰りの飛行機は席も連番で取れて、満足して帰路に向かいました。
夜に空港を出発して、夕方に成田に到着。
デジタル時計を日本時間に直していると、ある事に気付きました。
shin「あれ、また7日だ。」
イギリスで、「今日shin誕生日だったね」、と話してから飛行機で一夜明けたはずなのに、時差の関係で、日本ではまだ日付が変わってないのでした。
皆「ほんとだー。じゃもっかいお祝いしよう!」
待合室で改めてバースデーソングを歌ってもらいました。
(嬉しい反面照れくさい気も…)
2度目の誕生日で終わったイギリス旅行。
こんなに沢山書くとは思っていませんでしたが、無事帰国まで書き切る事が出来ました。
1ヶ月以上もおんなじ話書いてたんですね(笑)
長い話をお読みくださった方、その上さらにコメント下さった方達に感謝です。
残念と言って下さった方も、shinの色物体験話はまだまだ続きますので、これからも御贔屓にして下さいな。
あー疲れた。
(次は多分短め…。か、絵日記。)
※20日付け足し。
あー、ひょっとしたら今日辺りにキリ番かも…。
踏んだ方はお知らせください。
中学2年生で貴重な体験をしましたね。
日本にいても、よそのお宅のご飯はだいぶ違うなーと感じることもありますので、ましてやイギリスでは余計ですよね。
日本の食べ物をあまり歓迎されなかったようですが、我が家に遊びに来る留学生(息子の学校の)は大抵 日本食大丈夫です。一人の子なんて お野菜のおひたし大好き だったり。
ケーキも 甘くなさ過ぎて向こうの人には不評と言う話を聞きますが、 そんな事もなかったですねぇ。
まだまだ 海外の日本食ブームも 極 限られた人達だけなのかもしれませんね。
日本食、shinばっかり食べてましたよ(笑)
アメリカに行った時もスーパーで醤油とかはもう普通に売ってたんで、多少は浸透してるとは思うんですが、やっぱり味付けとかで私達とかなり違うんだと思いますね…。
お寿司屋さんに連れて行って貰った時も、あんま普通の寿司は無かったですし。。。
tottoさんの息子さんのお友達は大丈夫みたいですし、やっぱり人それぞれかもですね(゚ー゚;