ほとんど入ってないバイト先に行ってきて、バイトのつるっパゲのせいでかなりブルーになって帰ってきたshinです。
記事にまでダークなものを持ち込みたくないんで記述は避けますが、あいつはあの性格なんとか出来んのか!!
あいつに日記のペース乱されたりしては敵(かな)わんので、さっさと本編に入りますよ!!
とりあえずつるっパゲ!お前は素麺のつゆを麦茶と勘違いして飲んでしまったり、駅の改札でガコってなったり、何か取ろうとして目測を誤ってスカっとなったりしてしまえ!!ガー!!!
…はぁ。じゃ、本編へどうぞ。
人々が搭乗口に移動しはじめ、shinは仲間と合流します。
「さっきの外人と何話してたの!?」
「ちょっとカッコ良かったよねぇ!」
あの長い搭乗時間、仲間たちは至って普通に過ごしたようです。
そして、どうやら彼らとは違う時間を過ごしたらしいshinに、興味津々の様子です。
「いや、別に…。」
言葉を濁すshin。
確かに、会話はちょこっとしたもんでした。そしてあなた達のご推察の通り、shinは君達とは少し変わった時間の過ごし方を機内でしてました。
どこにも嘘はないです。なのに、このセリフを言った後の、どこか嘘ついちゃったようなこの感覚は何だろう…。
それは彼らの想像と現実との違いだと、分かり切っているその答えをあえて見ないようにして、shinは仲間とともに搭乗口を目指しました。
そして、そしてとうとう…
降り立ちました、霧の都、ロンドンへ!!
外に出た瞬間、何だか不思議な感覚を覚えました。
空から見た夕霧のロンドンは、とても幻想的でした。
どこかの風景画の世界に迷い込んだようでした。
でも、視覚だけの時とはまた別の、ロンドンの乾いた空気や、匂いを肌で感じた時、shinは
「違う国に来たんだ…。」
と本能的に理解したんです。その思いが、夜のロンドンを少し違った風に見せているようでした。
異国感というと、疎外感と取られる方もいらっしゃるかもしれないですが、嫌な感じとも、初めての感じとも違いました。
マレーシアに行った時にも、アメリカに行った時にも、そんな事は思いませんでした。もともと無闇に感動できない性質なんです。
何でしょうね。真っ暗な箱に入れられて、海を越え、窓一つない部屋に入れてから出されたとしても、この国の中なら、私は「ここは日本じゃない。」と思うっていう、変な直感みたいなものでした。
そんな不思議気分の真っただ中にいたshinを現実に引き戻したのは、shin達がその日泊まるホテルでした。
ロンドンは、首都で、都会ですから、地価が高い訳です。
そしてshin達が泊まるホテルは、
「そんな中で僕も頑張ってるんですよー。」
という彼の叫びを、そのまま体現したかのような、細長ーい形をしてました。
フロントで3階だと言われたので、エレベーターに乗って移動です。
1度に2人ずつね。
エレベーター狭すぎです。
2人ずつしか乗れないエレベーターなんて、初めて見ました。
shinは、このホテルには横幅制限なるものが存在しているに違いない、と確信しました。
少し規格外の体格の方、例えばクマのプーさんあたりが満腹の時に、このエレベーターを利用しようとしたりなんかしたら、大変です。
必ずつまって出られなくなり、お腹がへこむまで絶食した後助け出されるまでは、下半身をオブジェのように使われてしまうこと請け合いです。
なんとなく、部屋を見てみたくなくなったshinです。
だって、こう、想像つくじゃないですか。
多分、ただの予想だけど、狭いんでしょ?
エレベーターが開きます。
驚きました。
1フロアに部屋は2つしかありません。
隣がさち達の部屋です。(まだ上ってきてないけど。)
以上。
簡潔ですねー。
はあ…。
気を取り直せ、自分。
いいから早くドアを開けるんだ。
こういう類は、とりあえずいっぺんに片づけちゃった方がいい。
ガチャ。
予想以上でした。
ベッドが二つ、それだけ。
それだけの部屋が、何でこんなに圧迫感を持ってるんでしょう。
shin「…囚人部屋みたい。」
実際には、映画で見る個室の囚人部屋の方が、若干広いかもしれません。
もしくは取調室に、ベッド2つ。
(どっちにしろ罪人から離れられていません。)
shinは、荷物の整理もそこそこに、あと一つあった備品、小さい机(もしくは台みたいなの)の方へまっすぐ歩いて行きました。
こんなものを見せられたら、するべきことは一つしかありません。
机をベットの方に持って行き、セバの方へ向け、自身はベットを椅子代りにして座ります。
shinは態度悪そうに足を組み、セバを怒ったように見上げました。
S「刑事さんよ~、いつまで俺をこんなところに閉じ込めておくんだ?いつまでいたって時間の無駄だ。俺は何にも言わないぜ。」
即席コントの始まりです。
セバは生真面目ですが、セバスチャンなんてあだ名をshinからつけられて、shinがあだ名で呼ぶとちゃんと
「なんでございますか?」
なんて答えてくれる、律儀な芝居気は持っています。
加えてshinの、この手の早変わりには慣れているので、一瞬置いて刑事に変わります。
セ「…そうはいっても調べはついてる。後はお前の自白だけだ。」
S「知らないね。」
セ「強情な奴め。サッサと言わないか!」
S「…。フンッ。」
セ「…。…カツ丼食べるか?」
S「いただきます。」(即答)
ただの食いしん坊でした。
さち「…何やってんの?」
部屋に荷物をすべて置いてきたらしく、さち達が遊びに来ました。
部屋が狭すぎるから、という理由でみんなで記念撮影をし、明日の予定を話し合って、shinたちは眠りについたのでした。
ロンドンのホテル、ありがとう。君の心意気は何か伝わった。
そして面白いのは、外国だからなのかその部屋は狭くても雰囲気がどこかお洒落で、かっこいい事でした。
…つーか今日の記事、結局昨日の記事の日付変えられてなくないか?
昨日の記事が夕方で、今日の記事がその夜。
…日付変わってねぇ。
(先の長そうな展開になってきたが次回でキャンプ場までつくのか…?次編に続く。)
こんにちは。記事全部読んでくれたんですか!?わー、ありがとうございます!嬉しいです。(u_u*)
即席コント、shinも乗ってくれる人大好きです。カツ丼食べました(笑)セバは真面目な奴なんで、あのコントはshinが会話でほぼ誘導したようなもんなんですが、乗ってくれない人には出来ないですからね(^^;
コメント下さったりとか、面白かったとか言ってもらえると更新の励みになります。ここん所凹んでて、更新する気が起きなかったもんですから…。いつになったら終わるか分かんないしね、この話(笑)
また気が向いたら見に来てやって下さいね(^-^)
shinさんの話がおもしろくて、一気に読んで
しまった私です!(笑)
即席コントしてくれる人、大好きです。
カツ丼、食べちゃったんですね(笑)。
次のお話、楽しみにしています!!